月残業100時間の世界。人はどう変化するのか。
社畜の同志諸君。
今日もお疲れ様です。
皆さんは月に100時間残業をしたことはありますか?
残業時間100時間なんてあるの?と未知の世界の人も多いだろう。
私も入社当初は月100時間なんて何かただの噂話だろうと思っていた。
今日は月100時間以上(平均120~150くらい?)の残業を2年間みっちり経験した私が心と体の変化について書いていく。
・なぜ100時間にも達してしまう?
これは、私の場合は人手不足だった。
私は建築関係の仕事をしており、建設現場に派遣されてそこで図面を描くのだが、
人が圧倒的に足りなかった。なかなか人が入ってこず、優秀な人材がマジで居なかったのだ。(もちろん私を含め)
能力不足と言われてしまえばそれまでだが、
一日の生活としては下記の通り。
・普通の日
8:30 出社
12:00~13:00 休憩(時々仕事で終わることも、)
17:30 定時、それがどうした仕事
21:00 ちょっと休憩
23:00 退社
・酷い日
8:30 出社
12:00~13:00 休憩(時々仕事で終わることも、)
17:30 定時、それがどうした仕事
21:00 ちょっと休憩
22:30 ちょっと休憩
00:00 ちょっと休憩
03:00 ちょっと休憩
05:00 シャワー&ちょっと寝ます
07:00 定時前に出社
こんなの一週間続けるとほんとに曜日の感覚なくなるわ。
しかもこれを平日だけじゃなく、土日にも出社しますからね。
社畜の鑑でしょ。
・月100時間残業による心と体の変化
建築業界は残業時間の多い業界で有名なので
正直残業100時間なんて 別に珍しくも何でもないのだ。
ただやはり残業100時間を初めて経験した年は憂鬱過ぎた。
これから話す記録はあくまでも私自身の感想です。
1~3ヶ月目
しんどい。これに尽きる。気持ちとしては、「今月は忙しかった。まぁ、今月が特別なだけだ。」程度。1、2ヶ月目に関してはむしろ100時間と言う未知の世界を経験したということを、友達に自慢したいくらいの余裕があった。
4~7ヶ月目
常に気分が落ち込んでます。覇気がないです。なんでこんなに働かなきゃいけないんだ。と、常に仕事を辞めたいと思ってます。ため息が増えます。ただ、友達とかと会ったり、遊んでる時は普通に楽しめます。
8~12ヵ月目
毎日が絶望的に嫌に感じます。ため息が止まりません。歩き方もトボトボ歩きになります。朝起きるのも辛く、むしろ朝が来ること自体が嫌で憂鬱になります。朝が嫌いです。死んだ方が楽なんじゃないか?と自問自答することも多々あります。
13ヶ月目以降
慣れます。気持ちも落ち着きます。落ち着くと言うより、諦め? とにかく気持ちが楽になり、100時間がむしろ普通に感じます。時々、別の現場の同期に会った時、残業時間40時間とか60時間とか80時間で嘆いてるのを見て心の底から笑えて来ます。
記録を長々と書こうと思ったが
そもそも ある時期以降、気持ちの変化がなくなり慣れてくることに思い返しながら気づいた 笑
そう、慣れてしまうのだ。
ただし、やはり顔に変化は出ているようで
久しぶりに会った友達に ちょっと老けた?とかちょっと疲れてない?
と言われた。
因みに月200時間も経験したことがあるが顔はこんな感じであっただろう。
200時間についてはまた別の機会にでも書きます。
・思うこと
月100時間残業。
社畜の同志諸君からすると「いやw100くらいでww大袈裟なw」と思う人も沢山いると思う。今の私も正直そう思ってしまう、、、
しかしそれは普通の事じゃないと言う事を忘れてはいけない。
だって100時間残業しても本当に会社に100時間分の残業代を請求していますか?
キッチリ請求できているのであれば それだけでモチベーション上がるし良いと思うが、大体ちょろまかしてるでしょ?
会社の為だけに働くのはアホらし過ぎます。
しっかり休みましょう。逃げましょう。
それでは。